2月9日に開催したオンライン交流会で、中国入国時の隔離経験者の皆さんから「隔離時に持っていくべき物」を教えていただきました。これから中国赴任する皆さんに役立つと思いますので、ここでも紹介します。
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お世話になっている皆さま
とくにこれから中国赴任する皆さんへ
Dao and Crew.の小島です。この内容は、コロナ禍で現地隔離を経て中国赴任する皆さんに紹介・転送してあげてください♪
先日、弊社の「放課後の話し放題」で、中国入国時の隔離経験者の皆さんから「隔離時に持っていくべき物」を列挙してもらいました。実体験に基づく話を集めたものですので、非常に実用的な内容だと思います。
隔離期間を過ごす要点は「快適に過ごすこと」に尽きます。ぜひ、リラックスできること、自分を元気づけることを考えて準備してくださいね。
#以下、パスポートや着替えなど当たり前のものは含んでいません。気づきにくいもの、あると便利なものなどをまとめたものですので、その前提で見てみてください。
#あと、これは体験した皆さんの実感です。個人差はあり得ますし、渡航時期により状況は変わり得ます。
★前提
・ネット環境は当たり外れあるので過度に期待しない
・部屋はチェンジできることが多い(強気で求める)
・ホテルの備品も日本のような期待はしない
●どこから入境するかについて
・できるだけ日系の航空会社で渡航できるエリアを推奨
#日本人が利用するため、ホテル側も日本語を含め日本人対応に慣れている
#過去の追跡で「外れ」が最も少なかったのは青島
#青島はイオンなど日系デリバリーが使用可能との体験談
●住環境をよくするもの
・消毒液・除菌アルコール
・消臭剤
・カーペットクリーナー(コロコロ)
●衣類関係
・洗いやすい・乾きやすいもの(冬は重ね着で対処)
・リラックスしやすいもの
・ハンガー(ホテルにあるが数が足りないかも)
・マイスリッパ(ホテルのはあまり快適でないことが)
・タオル類(気になる人は)
●健康管理・運動のためのもの
・15秒で測れる体温計(毎日2回報告が必要なので便利)
・ヨガマットやトレーニングチューブ
#縄跳びは階下からクレームが入るので要注意
●毎日の生活・家事を便利にするもの
・トイレットペーパー
・ボックスティッシュ(敏感な人は)
・ウェットティッシュ
・衣料洗剤
・食器洗剤(ないとカップなどが油っぽく)
・スポンジ(多数の方が挙げる必須品)
●食生活を楽しくするもの
・ご飯の友(調味料・お茶漬け・梅干し・缶詰など)
・即席もの(レトルト・カップ麺・みそ汁・スープなど)
・つまみ・お菓子・アテ
・紙パック酒(自己責任で。薄めて飲むものは長く持つ)
・ティーバッグ・ドリップコーヒー(私は必須)
・果物ナイフ(リンゴなど丸ごといける人は不要)
#豆知識…ご飯が早く来すぎたら布団の中で保温
●通信・コミュニケーションのためのもの
・中国SIM(日本で微信をインストール)
・日本でVPNサービス加入(完全に自己責任)
・電子辞書・自動翻訳機
・日本SIM(日本のSNS認証時などに使う、格安で十分)
・モバイルバッテリー(VPN状態では電池消耗が激しい)
・モバイルWifiルーター(ホテルのWifiは弱いことが)
・HDMIケーブル(PCをTVの大画面で使用…5mくらい)
●娯楽・息抜き
・好きな書籍・マンガ(中国で日本の書籍入手は困難)
・携帯ゲーム
・スマホとTVを繋ぐケーブル(YouTubeなど大画面視聴)
・日本で動画サービス(NetflixやAmazon Prime)加入
#Youtubeや動画サービスはVPNがないと見られない
#音楽・書籍・動画などはダウンロードしておくと無難
●決済手段
・クレジットカードで何とかなるホテルが多い
#微信支払いが便利だが現地口座がないと開設できない
#困ったら現地スタッフに何とかしてもらう(何とかなる)
●その他のためになる話
・一番大事なのは自分の歴史観・日中の近現代史の知識
・隔離はゆっくり集中して仕事や読書できる機会になる
・小島さんの本(←これ重要♪ 「中国駐在ハック」)
・VPNはいつ使えなくなってもおかしくない。心の準備を
まずは気が滅入らないこと最優先です。
自分に好きなもの/ことを用意してあげてくださいね。
後続の皆さんのため、協力いただいた皆さんに感謝です!
小島
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*この内容は2022年2月15日にお送りした「小島の半私信レター」でもご紹介しました。よろしければ無料ニュースレターのご登録も。
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