協議・交渉・心理戦・仲裁・裁判……
解決するまで手段を尽くして
伴走します
労務・対取引先・対政府など厄介で相談先に困るトラブルを解決します。弁護士を含むチームが協議・交渉の代行や法的対応などの手段を用いて事態が解決するまで支援。事態の重大さや現地の「流儀」の説明など、日本側も安心できる進め方を大事にします。
Trouble
こんな問題がある企業へ
- 長期病休や異動拒否など特殊な対応を要する社員を持て余している。
- 税関から厳しい指摘と要求があり対応に苦慮している。
- 取引先との契約トラブルで、威嚇/脅迫/業務妨害などを受けている。
- 取引先との契約トラブルで、裁判対応を迫られている。
Service
サービス内容
トラブル対応で重要なのは
安全確保・利益保護・負荷軽減です
トラブル解決では、勝ち負けよりも顧客の「正当な利益の保護」を目標とします。また、各プロセスでの駐在員や担当者の安全確保を大前提とし、関係者の心身に過度な負担がかからないことを重視します。
私たちが支援に入ることで、経営管理者の皆さんが安心して本来業務に専念できる環境をつくる。これがトラブル解決におけるDACの基本方針です。
DACがトラブル解決で重視していること
- 経営管理者(駐在員)の個人的リスクを最小限にする。
- 遺恨を残すとかえって長引くため、最低限の逃げ道は用意する。
- 助言による後方支援だけでなく、必要に応じて側方支援も前面代行もする。
- 事前に想定されるシナリオを可視化して共有し、想定外の事態を減らす。
- 問題解決と並行して、再発防止のための施策も講じる。
- 現地と日本の間にある「情報や認識のギャップ」を埋める役割を果たす。
Solution
これまでの解決事例
当局との協議・交渉
- 通報を受けた査察により多額の罰金命令を受けてしまった。
- 税関から過去の申告を問題視され、罰金・追徴金・是正命令を受けた。
- 土地・建物の売却を巡り、とても受け入れられない条件を提示された。
- 合弁解消/持分譲渡/法人清算を巡り、暗礁に乗り上げかねない指示を受けた。
- 再開発や環境規制で、急な立ち退きを命じられて困っている。
労働仲裁・裁判
- 懲戒処分で降格させた社員が、弁護士を雇って会社を訴えた。
- 不正が発覚したため解雇した社員が、不当解雇だと会社を訴えた。
- 社内で暴力を振るった社員を解雇したら、不当解雇だと会社を訴えた。
- 自主退職したはずの社員が、後になって突然会社を訴えてきた。
取引に関わるトラブル
- 不正社員のお抱え業者。具体的な問題はないが、管理体制刷新のため関係を終了したい。
- 厄介な取引先との契約を早期解除したいが、法的リスクが大きいと言われた。
- 品質や納期に問題があり支払いを保留していたら、いきなり訴えられた。
- 問題の多い取引先を契約解除しようとしたら、「総経理を出せ」と怒鳴り込んできた。
- 顧客と契約不更新について協議したいが、相手が「認めない」と取り合ってくれない。
不当な手段での騒乱や脅迫
- 懲戒解雇した社員の親族(自称)が、会社の前に横断幕を張って連日抗議している。
- 懲戒解雇した問題社員たちが、経営者や人事管理者をつけ回して脅している。
- 問題社員が、政府やマスコミに訴える/本社役員に直訴すると脅してきた。
- 無理心中した社員の親族が、会社に大挙押しかけてきて金品を要求している。
- 「クビにするならここで死ぬ!」と騒いでいる社員がいる。
個別の示談
- 復帰できそうにない労災社員との労働契約を円満解除したい。
- 多すぎる長期病休社員。他の社員への悪影響や負担も大きく、何とかしたい。
- 懲戒解雇する材料はないが、社内的悪影響を考えて幹部社員と契約解除したい。
集団紛争
- 一部の社員が煽動してストライキ発生。操業がストップしてしまった。
- 結託して不正を働いていた社員たちを解雇したら、集団で労働仲裁を起こされた。
- 制度を一新して管理を引き締めたところ、反発した社員が集団でサボタージュを始めた。
Background
中国事業のトラブルを交渉で解決
企業の正当な利益を守ります
これまで何百件ものトラブル交渉をしてきましたが、結果から見ると、この分野には相当の自信を持っています。弁護士とタッグを組み、厄介な相手やハードな交渉ごとでも常に「いまどうなっているか」「これからどうなりそうか」を可視化しながら解決まで導きます。
トラブルの対応策を見誤ると
重大な事態を招きかねません
経営管理者が疲弊する、対応を任せた管理者が潰れる、社内の士気が低下する。
どれも大きな経営損失です。正当な利益を安全に、確実に守る必要があります。